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2019年1月29日

国で亡くなられる方の約3人に1人が利用する遺影加工サービス
遺影業界の「おくりびと」アスカネット 遺影加工実績数 500万件を突破

明治時代までの遺影は写真集だった?
遺影写真の歴史ご紹介

遺影写真作成・加工サービス「MDS(メモリアルデザインサービス)」を展開する株式会社アスカネット(本社:広島県広島市、代表取締役社長 松尾 雄司、以下 アスカネット)が遺影加工実績500万件を突破いたしました。今回は、遺影の歴史や文化と、アスカネットの過去の資料から遺影加工の変遷をご紹介させていただきます。

遺影の歴史や文化と加工方法の変遷について

■ 遺影写真の起源

「遺影」は日本独自の風習として、現在に至るまで私たちの生活とともに続いています。江戸中期から明治後期まで流行した「死絵(しにえ)※」が「遺影」のはじまりになったのではないかと考えられていますが、はっきりとした起源は定かではありません。遺影の起源については、いくつか説がありますが、ここでは以下の説をご紹介します。

※役者など有名人が亡くなったときに、その冥福を祈るために版行された似顔絵の浮世絵のこと。

明治以前
位牌に戒名を記した板を亡くなった人と重ねていましたが、近代以降、遺影が死者の表象になりました。歴史的には、長きに渡って葬送が葬儀絵巻に残されてきているようです。

明治期
肖像写真、葬儀にいたるまでの生から死への過程を写真集として残していた(=時間軸をもたせていた)そうです。(福沢諭吉、尾崎紅葉、大隈重信などの例あり)

明治末~大正期
撮影した時間を記載しない肖像写真が登場したことで、遺影は時間軸の記録より肖像としての役割が濃くなりました。(伊藤博文などの例あり)
※当時は写真集と肖像写真が混在していた。この時代は日清・日露戦争の戦没者の肖像写真が大きくマスメディアで扱われるようになり、一般的に肖像写真が普及した。

昭和初期
昭和7年創業の大阪の公益社が業界初の葬儀カタログをつくり、高価な葬儀セットには「写真撮影」が組み込まれたそうです。その後、カラー写真の一般普及に併せて遺影写真もカラー写真が主流になりました。
参考文献:山田慎也氏(国立歴史民俗博物館民俗研究系准教授)『国立歴史民俗博物館研究報告 第169集2011年11月』より一部抜粋

明治以降の火葬の普及や、葬列の廃止にともなう祭壇と出棺の重要性の増大といった変化も大きく関わっていると考えられます。



■ ほぼ全ての遺影は加工されています。現代の遺影写真事情

葬儀に参列した時など、故人の遺影を見て写真の綺麗さに驚いたことはないでしょうか?
現在では、ほぼすべてといっていいくらいの遺影が、当たり前に加工されています。ただ、一口に加工と言っても、遺影に施される加工は様々でご遺族様の希望に応じた加工が行われています。明るさを整えたりといった基本的なことはもちろん、白髪を黒髪にしたり、シワを消すといった若返り加工、そして時には背景や服装を変えたり、大事にしていた物や一緒に過ごしたペットを写真に加えるといった加工も行っています。ご遺族様の想いを反映する遺影写真の加工は、短時間で最高の仕上がりにすることが求められています。



■ 遺影写真加工の20年

1995年のサービス開始から、ご遺影写真の元となるお写真や加工方法にも随分変化がありました。そこで、今回はアスカネット保管の過去の資料から加工方法(カラー白黒、着せ替えの有無など)の変遷を集計いたしました。


カラー写真が主流(98%)

20年前は白黒加工が40%を越えていましたが、10年後には既に10%以下、20年後は2%と、現在はカラー加工が主流です。また、デジタルカメラの普及もあり、お預かりする原版も現在はほとんどがカラーのお写真となっています。今後もカラー写真が主流ではありますが、カラー写真が主流の中、逆に白黒のお写真が新鮮に映るかもしれません。


故人さまのいつもの衣装で

男性女性とも、着せ替えをせず、ご本人の衣装そのままを選択される場合が年々増加しているようです。

和服より洋服?そのまま?

女性は和服着替が20年前から半分以下、洋服着替は10倍、男性は和服着替が3%へ減少しています。着せ替えを選ばれる際は、なるべくご本人 が普段着ていた衣装に近いものを選ばれる場合 が増加しているのかもしれません。 (普段、和服を着る方が少なくなっている影響?)また、和服・洋服とも“黒”以外の衣装を選ばれる割合が増加しており、葬儀 = 黒衣装へのこだわりが薄れてきているようです。


より自然なご遺影写真へ

20年でご遺影写真の主流は変化を続けています。また、加工技術やPC、アプリケーションも 日々進化を続けています。アスカネットでも、 それらの変化に合わせ、より自然でご家族の方に喜んでいただけるご遺影写真の制作にこれからも精進させていただきます。

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